「福祉」や「介護」の問題点をさぐっていくのは難しいです。
今回の事故でわかりましたが 管轄が分散していますし、
「障がい者」や「介護や生活支援を必要とするひと」の多様性やケースバイケースもあるからです。
私のいとこは、私と同年で女性ですが、20年ほど前に突然倒れ意識不明になりました。
原因は、脳の片方の血管が生まれつき細かったそうです。
こうなることは、時間の問題だったのです。
今も彼女は、意識の無いまま生きています。それを介護する叔母は、つい最近 介護疲れと高齢により倒れました。
今はとりあえず 二人とも同じ入院施設に入っていますが、非常にお金が掛かります。
(叔母は離婚しており、母と娘だけの世帯です。)
この先どうすればいいのか、とても不安です。
人工透析に通う高齢者夫婦だけの世帯の男性は、奥さんがアルツハイマーで
自分が人工透析の間とても不安だと感じています。
ウチの近くに授産所がありますが、そこに通う30代や40代の障がい者の方の親が歩いて送迎しています。
つえをついたりして 60代・70代の高齢の方が多いです。
もし その方たちが病気などで倒れたりしたら 息子さん・娘さんの面倒は誰が看てくれるのか不安です。
ケアマネージャーさんたちは、そこまで看てくれません。
お金があれば何とかなるケースもありますが、体が不自由で働けないので貯金なんてありません。
まだまだ私の周りを少しみただけでも沢山の問題を抱えた「障がい者」や「介護や生活支援を必要とするひと」がいます。
例えば このブログをやっている方の多くにも 病気や怪我などで やむを得なく在宅もしくは在宅勤務しているひとがいます。
(フルタイムで働いているひとなら、ブログを毎日更新するのは無理があります。)
いろんな障がいを抱え、将来に不安を感じている方も多いはずです。
そんな困った状態を救ってくれる機関は どこでしょうか?
私も今回の介護事故に遇うまでは、当然あるものと信じていました。
福祉介護の知識やスキルも多少もっていましたので、「無いわけがない」と思っていました。
でも実際は無いでした・・・
これから少しずつ疑問を解いていきます。(私個人では微力ではありますが・・・)
つづく