【東海市 介護事故】 2012/01/04 今日のつぶやき  「福祉、介護、医療」 鈴木淳雄 知多北部広域連合長(愛知県東海市長)

「介護事故」に対して 「市町村」や「広域連合」が介入すべき義務は一切ない、というのなら

それはそれで ハッキリと明言して下さい。曖昧が一番悪いですから。

「福祉 介護」の手続きは行いますが、事後のトラブル等は御自身で責任を持って対応して下さい。とでも明記して下さい。

平成14年3月16日付けの市町村長あて通知」ですか・・・

もう今年は平成24年ですから もう10年経ちますが カタチだけの意味のない紙切れですか?

■ 愛知県健康福祉部高齢福祉課長の回答より

本県では適切な事業者指導を行うために、市町村に対して必要に応じた対応をするよう周知しております。 

また、県としては、事故報告様式及び報告要件の概要を、平成14年3月16日付けで市町村長あて通知しておりますが、

重要な通知でありますので、当該通知の写を毎年開催しております介護保険指定事業者講習会により関係事業者及び市町村へ示しているところであります。


なんか先月書いた記事を思い出します。

 高齢者グループホーム 「介護事故」を行政に未報告相次ぐ  神奈川
http://jetsetradio.blog.ocn.ne.jp/blog/2011/12/post_de69.html

 

>事故報告の提出義務化は、利用者の安全確保と再発防止が目的

>市健康福祉局事業指導室は「この施設長も受講した管理者研修などで報告基準を説明している」と強調。

>施設に対しては「利用者側とトラブルになっており、対応に問題がある」として、家族への適切な説明を行うことなどを文書で指導する方針だ。

      

これから益々 高齢化社会になり 介護サービスは不可欠なものになります。

当然「介護事故」も それに伴い増えていくでしょう。

それを「無視」してはいけません。「見て見ないふり」ではいけません。

 

■ ネグレクト - ウィキペディアWikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8D%E3%82%B0%E3%83%AC%E3%82%AF%E3%83%88

ネグレクト --- ネグレクト(neglect)とは、本来英語で「無視すること」を意味するが、

日本では主に保護者などが子供や高齢者・病人などに対して、必要な世話や配慮およびその義務を怠ることを指す


    
       

最近は高齢者だけの世帯も多くなり、「介護事故」に遭っても放置され 泣き寝入りするしかないケースも多いです。

さいわい家族が見つけたとしても 訴訟で裁判で処理せざるしかないケースも多いです。

「人身事故」なのに 警察も介入しない、自治体も介入しないとなると それしか手がないのが現状です。

介護事故に遭ったかたには、相当な負担です。耐え難いでしょう、心身ともに・・・

先月末に父の入院している病院に、同じ透析患者で東海市在住のかたが入院してきました。

そのかたも人工透析歴40年近いです。

ちょうど1年前 父の入院と入れ替わりで退院したのですが・・・

退院するまでは、杖で歩行できたのですが 退院後は車椅子しか無理な状態になりました。

透析患者ですので、週に3回 人工透析の病院に通院しなければいけません。

しかし、送迎を依頼した介護サービス事業者は「2階に住んでいる人はできない」と断られたそうです。

そのかたは「たった14段なのに・・・」と嘆いていました。

なんと その介護サービス事業者は、今回の私の父の介護事故を起こした同じ事業者でした。

 

でも透析患者は、人工透析をしないと勿論死に至ります。

さいわい隣の知多市の介護サービス事業者が引き受けてくれたそうです。

命にかかわる問題ですから良心的な介護サービス事業者があって良かった。

でも東海市でないのが非常に残念・・・



市営住宅や県営住宅で5階建てでもエレベーターのない所は沢山あります。

そこに住む障がい者、要介護者、高齢者など車椅子を利用するしかないかたたちはどうなるのか心配です。

 

まだまだ、いろんな話を知っていますが少しづつ語っていきます。